KUSANAGI for Vagrantで Zabbix 4.0を動かしてみる

祝Zabbix4.0リリース

さて、無事Zabbix4.0が10/1(現地時間)にリリースされましたね。10/2に @kuryuu タンが世界最速のリリース記念! Zabbix 4.0 体験会をやってましたね。さすが @kuryuu タン、リリースノートの和訳もバッチリです。

ということで、KUSANAGIでもZabbix4.0入れていきたいと思うんですけどね。最近触ってなかったので、KUSANAGI for Vagrantでやってみようかと思います。手動だと2時間で終わったのに、Vagrantファイルに書くと4時間くらい掛かったという大変さですが、皆様のお役に立てればと思います。

KUSANAGI for Vagrantとは

KUSANAGI for Vagrantは、Hashicorp製の仮想機械を構築するためのソフトウェアVagrant上でKUSANAGIを動かすモノです。Vagrantは、Windows10などではVirtualBoxという仮想マシンへインストールできたりしますが、LinuxではKVMに入れたりも出来ますね。

今回は、Windows上のVirtualBoxとVagrantを使います。KUSANAGI for Vagrantの手順に従い、Windows用のVirtualBoxとVagrantを入れましょう。

Vagrantの実行

では、Vagrantファイルの用意をします。みなさん、WSL(Windows Subsystem for Linux)はインストールされていると思いますので、WSLから操作します。え?WSL入れてない?Windows StoreでUbuntuで検索して、インストールして、起動して、ユーザ名とパスワードを入力するだけで大丈夫ですよ。

さて、WSL(Ubuntu)を起動して、以下のコマンドを入力してください。

これで、Vagrantの設定及び、Vagrantファイルのテンプレートが作成されます。
Vagrantファイルの内容を、viなどで以下のように変更します。

上記のファイルで変更すべきは以下の部分です。

  • config.vm.network “forwarded_port”, guest: 22, host: 10022, id: “ssh”
    sshのポートフォワードを行う設定になります。10022の部分は任意の使用していないポートを指定してください。
  • config.vm.network “private_network”, ip: “192.168.33.10”
    内部的なネットワークIPアドレスになります。任意の使用していないローカルIPアドレスを指定してください。
  • SITE_DOMAIN=zabbix.localdomain
    作成するZabbixサーバのホスト名となります。このホスト名を使用してZabbixサーバにアクセスする必要があります。

必要なパスワード、DBの設定などはmkpasswdコマンドを使用してランダム生成するようにしています。

その後、以下のコマンドを打って、ややしばらくお待ち下さい。

初回はVagrantのイメージのダウンロードを行うため、しばらく時間がかかります。
また、yum update や kusanagi initで、サーバ暗号鍵やLet’s Encryptで使用するcertbotの更新のため数十分かかります。

終了時に、以下のメッセージが出力されますが、これが自動生成されたkusanagiユーザのパスワードになりますので、コピーしておいてください。

Zabbixサーバへのwebアクセス

作成したサーバにアクセスするには、hostsファイルを編集する必要があります。
Windowsボタンを右クリックして、Windows Powershell(管理者用)を起動します。

ここで、以下のコマンドを実行してhostsファイルをメモ帳で開きます。

以下のエントリを末尾に追加してください。ここで指定するIPアドレスとホスト名は、Vagrantファイルに指定したものと同じものにしてください。

ブラウザで、http://zabbix.localdomain/ にアクセスすると以下の画面が表示されると思います。

デフォルトのユーザ「Admin」、パスワード「zabbix」を入力してログインしてください。

 

ZabbixサーバへのSSHアクセス

sshでアクセスするためには、sshの設定が必要です。以下のコマンドを実行し、~/.ssh/configの内容を変更してください。

ここで、以下のコマンドを打つことで、作成したZabbixサーバにVagrantユーザで接続できます。

rootになるには、sudo -i などを使用してください。

最後に

これで、KUSANAGI for VagrantでZabbix Server4.0のインストールは完了です。あとは、新機能を思う存分楽しみましょう。
また、Vagrantファイルのスクリプトを参考にすれば、他のクラウド環境で動作するKUSANAGIでも同様に構築できます。応用して楽しいZabbixライフを送りましょう。

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